QRコードでARを表示する方法|作り方から活用事例まで完全ガイド【2024年版】
QRコードをスキャンするだけでAR体験ができる仕組みを解説。無料での作り方、印刷物・店頭POPでの活用事例、導入手順まで、初心者にもわかりやすく紹介します。
TL;DR(3行要約)
- QRコード×ARとは: QRコードをスキャンするだけで、アプリ不要でAR体験ができる仕組み
- 作り方: WebARサービスでAR体験を作成→発行されたURLをQRコード化するだけ
- 活用シーン: 店頭POP、チラシ、名刺、商品パッケージ、展示会など
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結論: QRコードでARを表示する仕組み
QRコードでARを表示する仕組みは「WebAR」という技術を使っています。QRコードにはAR体験のURLが埋め込まれており、スキャンするとブラウザが開いてAR体験が始まります。アプリのダウンロードは不要です。
QRコード×ARの仕組み
流れ
1. ユーザーがQRコードをスキャン
↓
2. ブラウザでAR体験URLが開く
↓
3. カメラへのアクセスを許可
↓
4. AR体験がスタート(3Dモデルが現実空間に出現)
従来のARとの違い
| 方式 | QRコード → AR | 従来のARアプリ | |------|--------------|---------------| | アプリDL | 不要 | 必要 | | 体験開始まで | 3秒 | 1分以上 | | 離脱率 | 低い | 高い(80%以上) | | 印刷物連携 | 簡単 | 困難 |
QRコードでAR体験を作る方法
全体の流れ
Step 1: 3Dモデルを用意(GLBファイル)
↓
Step 2: WebARサービスにアップロード
↓
Step 3: AR体験URLが発行される
↓
Step 4: URLをQRコードに変換
↓
Step 5: 印刷物やWebに掲載
Step 1: 3Dモデルを用意
AR表示したいオブジェクトの3Dモデル(GLBファイル)を用意します。
入手方法:
- 無料3Dモデルサイト: Poly Pizza、Sketchfab
- 自分で作成: Blender(無料)、Spline(ブラウザ完結)
- 制作依頼: 3Dモデル制作会社に依頼(1点5,000円〜)
Step 2: WebARサービスにアップロード
GLBファイルをWebARサービスにアップロードします。
Pitat-ARの場合:
- 無料アカウント作成
- 「新規アセット」からGLBファイルをアップロード
- iOS用USDZファイルが自動生成される
Step 3: AR体験URLを取得
アップロードが完了すると、AR体験用のURLが発行されます。
例: https://pitat-ar.com/ar/xxxx-xxxx-xxxx
このURLにアクセスすると、誰でもAR体験ができます。
Step 4: QRコードを生成
発行されたURLをQRコードに変換します。
QRコード生成ツール(無料):
- QRコード作成 - CMAN
- QR Code Generator
- Pitat-AR管理画面(QRコード自動生成機能あり)
Step 5: 印刷物に掲載
生成したQRコードを印刷物やデジタルメディアに掲載します。
QRコード×ARの活用事例
1. 店頭POP・什器
活用シーン: 店頭に全カラー・全サイズを陳列できない場合
導入例:
- 家具店: 店頭にない色の家具をARで確認
- 家電量販店: 設置イメージをARでシミュレーション
- アパレル: 店頭にないサイズ・カラーを表示
効果:
- 店頭スペースの制約を解消
- 在庫切れ商品の機会損失を防止
- 顧客エンゲージメント向上
2. チラシ・カタログ
活用シーン: 紙面だけでは伝わらない商品の魅力を訴求
導入例:
- 不動産チラシ: 間取り図からARで部屋を立体表示
- 家具カタログ: ページの家具を自分の部屋に配置
- 食品チラシ: 料理の完成イメージを3Dで表示
効果:
- 紙媒体の価値向上
- デジタルへの誘導
- SNSシェア促進
3. 商品パッケージ
活用シーン: パッケージからブランド体験を提供
導入例:
- お菓子: キャラクターが飛び出すAR
- 玩具: 組み立て完成イメージを表示
- 化粧品: 使用方法を3Dアニメーションで解説
効果:
- ブランド体験の向上
- リピート購入促進
- SNS投稿誘発
4. 展示会・イベント
活用シーン: 大型製品や複数バリエーションの展示
導入例:
- 製造業: 大型機械をARでデモ
- 建設: 建物の完成イメージをAR表示
- 自動車: カラーバリエーションをAR切り替え
効果:
- 輸送コスト削減
- 商談効率向上
- 来場者の記憶に残る
5. 名刺・ショップカード
活用シーン: 名刺交換時のインパクト向上
導入例:
- 3Dポートフォリオ表示
- 会社紹介動画へのリンク
- AR名刺で自己紹介
効果:
- 記憶に残る名刺
- 話題のきっかけ
- クリエイティブ業界での差別化
QRコード×ARを成功させるポイント
1. QRコードのサイズ
| 掲載場所 | 推奨サイズ | |---------|-----------| | 名刺 | 15mm × 15mm以上 | | チラシ | 20mm × 20mm以上 | | ポスター | 30mm × 30mm以上 | | 看板 | 視認距離に応じて |
計算式: QRコードサイズ ≧ スキャン距離 ÷ 10
2. 周囲に余白を確保
QRコードの周囲には、コード幅の10%以上の余白(クワイエットゾーン)を確保してください。余白がないと読み取りエラーの原因になります。
3. コントラストを確保
- 推奨: 黒(または濃色)のコード × 白(または淡色)の背景
- 避ける: 薄い色同士、グラデーション背景
4. 使い方を明記
QRコードの近くに、何が起きるかを明記しましょう。
✅ 「QRコードをスキャンしてARで家具を試し置き」
✅ 「スマホで読み取ると3Dで見られます」
❌ QRコードだけを無言で配置
5. 読み込み速度を最適化
3Dモデルのファイルサイズが大きいと、読み込みに時間がかかり離脱の原因になります。
| 項目 | 推奨値 | |------|--------| | ファイルサイズ | 5MB以下 | | ポリゴン数 | 10万以下 | | テクスチャ | 1024×1024以下 |
FAQ: QRコード×ARに関するよくある質問
Q. QRコードをスキャンするアプリは必要?
A. 不要です。iPhone(iOS 11以降)、Android(8.0以降)の標準カメラアプリでQRコードをスキャンできます。特別なアプリのインストールは不要です。
Q. QRコードの作成は無料でできる?
A. はい。QRコード自体は無料で作成できます。必要なのは:
- AR体験URL: WebARサービスで取得(無料プランあり)
- QRコード生成: 無料ツールで作成可能
Q. QRコードの有効期限はある?
A. QRコード自体には有効期限はありません。ただし、埋め込まれたURLの有効性はWebARサービスの契約に依存します。サービス解約後はURLが無効になる場合があります。
Q. 何人でも同時にアクセスできる?
A. はい。WebARはWebページと同じ仕組みなので、同時アクセス数に制限はありません(サーバー負荷の範囲内で)。イベントなど大量アクセスが予想される場合は、事前にサービス提供者に確認してください。
Q. オフラインでも使える?
A. 基本的にはインターネット接続が必要です。ただし、一度読み込んだAR体験はキャッシュされるため、再度アクセスする際は高速に表示されます。
まとめ: QRコードでARを始める手順
5分でできる導入フロー
1. Pitat-ARで無料アカウント作成(1分)
2. 3Dモデル(GLB)をアップロード(1分)
3. AR体験URLとQRコードを取得(自動)
4. QRコードを印刷物に掲載
5. スキャンでAR体験!
活用シーン別チェックリスト
| シーン | 準備物 | |--------|--------| | 店頭POP | QRコード入りPOP、説明文 | | チラシ | QRコード、「ARで見る」の案内 | | パッケージ | QRコードシール、使い方説明 | | 展示会 | QRコード入りパネル、デモ用端末 |
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著者・参考情報
著者: Pitat-AR開発チーム WebAR・glTF/USDZ変換技術を専門とするエンジニアチーム。本記事はWebAR技術仕様に基づき執筆。
参考文献:
更新履歴:
- 2024年12月22日: 初版公開